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2003.2.27
荒木飛呂彦『ジョジョの奇妙な冒険』文庫版を読んでいる。ぼくが小学生の頃から始まって、週刊少年ジャンプではまだ連載中だというから驚くが、しかし第四部以降はオマケみたいなもんだと思っているから、現在の連載はあまり気にしていないし、手に取ったこともない。
ジョジョはやはり第三部までが良い。ジョナサンの第一部が起、ジョセフの第二部が承とすると、承太郎の第三部では転結が一度にやってくる感じである。その後はまあすべて後日談みたいなものである。スタンド人気でダラダラと続いているにすぎない。荒木さんの意向なのかどうなのか知らないけれど、おそらくご本人は第三部で終わらせるつもりだったのではあるまいか。文庫版のあとがきで「ジョジョは六部構成で」というような意を書いておられるが、ジョジョファンとしてはこの発言も含めてすべて集英社の陰謀であると思いたい。
集英社はどうも人気のある連載を無理矢理延命させる傾向があって、よろしくない。ジョジョもそうだし、ドラゴンボールもそうだった。こち亀は・・・・・・ちょっと違うかもしれない。まあとにかく、無理矢理引き延ばすのは作品自体の質を落とすことになる。だって明らかに作者の気合いが違うし。
ジョジョ文庫版はそれぞれの部の終わりがちょうど本の末尾にくるようになっているから、第三部が終わったらもう買わない予定である。
それはそうと、SKETCH SHOW の新譜が出たのにまだ買えない。ファンクラブ会長としてはどうにも出遅れた感が否めないが、ようやく仕事も一段落ついてきたので、明日あたりには入手できそうな気がする。
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