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林檎カブトムシ
ウオッカ引退
2010/03/08 05:34:26
先日、ドバイワールドカップの前哨戦でまったく伸びず8着に敗れたウオッカが、このまま引退することになったと報じられた。また鼻出血を発症したことが原因なのだそうで、先のレースで良いところが見られなかったのもそのせいなのだろう。鼻出血というと人間の鼻血と同じように考えて「鼻血で引退とは云々」などとつい口にしてしまいそうになるが、今月号の優駿にまさに載っていた内容によれば、馬の場合は肺からの出血が鼻から排出されるのだそうで、つまり心肺能力に故障が生じた、あるいは限界がきた訳だから、引退となるのも仕方がない。むしろジャパンカップの後もう一戦、それも海外へ遠征できたことの方が驚くべきことなのだろう。
予定では、彼女はレース後すぐアイルランドへ飛び、そこで近年の欧州最強馬シーザスターズと交配され、また日本へ戻ってきてマタニティライフを送るということになっていたが、角居調教師の言を見る限り、そのままそっちで繁殖生活を送ることになったようだ。こちらの動向も要注目である。いずれ日本に戻ってきてトウカイテイオーを付けてもらえないかなぁと、何かと気の早いことも考えてしまうが、ともあれ産駒のことも優先して応援していきたい。
それにしても、JRAの発表を見ていると、あらためて凄い馬だったのだなと思わず唸らされる。競馬を本格的に見始めてすぐ、あのチューリップ賞から応援してこられたことは本当に幸運だったと思う。ありがとう。そして本当にお疲れさま。
さて、日本ではいよいよ今年のクラシック戦線が本格化してきた。昨日と一昨日はそれぞれ皐月賞と桜花賞の最も重要なトライアルレースがあった。一昨日のレースというのは、偶然にも、ぼくがウオッカと出会ったチューリップ賞だった。チューリップ賞というと、今でもウオッカとダイワスカーレットのマッチレースがすぐ瞼の裏に浮かんでくる。
そのチューリップ賞で、今年の大本命アパパネは二着に敗れたものの、桜花賞へ向けて悪くないレース振りだった。昨日の弥生賞では、ウオッカの厩舎の後輩ヴィクトワールピサが順当に勝利。来週もその次もトライアルやステップレースが続き、あれよあれよという間にクラシックが始まる。こうして季節はとにかく巡り、年月が過ぎていくのだろう。
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