白林檎ベースステーション

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2004.3.23

 プリンタというとエプソンとキヤノンが有名というか、一般にはシェアを占めているようである。どうしてなのか常々不思議だったのだが、T.N.君の日記で理由のひとつが判明した気がする。インクカートリッジが家の近所に売っていないから、というのがそれである。なるほど、エプソンやキヤノンのものは文房具屋にでも売っているが、我が愛用のALPS MD 5000のインクカセットなど、日本橋の電器店ですら扱っていないところがある。ただしHPのものはダイエーにも揃っている。

 K.N.は富士ゼロックスのプリンタを長い間使っていたが、流石にガタがきたらしく、買い替えるならどういうのがいいだろうと言っていた。愛するALPSの機械を奨めてもよかったのだが、何しろ店頭販売は終了しているし、少々特殊な部類に属するプリンタなので、インクジェットでは最も優れていると個人的に考えるHPのプリンタを奨めておいた。T.N.君にも暗にHPをお奨めしたのだが、彼の複合機への思いはなかなか強いようだ。

 HPのインクカートリッジは他社のものに比べて割高である。それにはちゃんと理由がある。プリントヘッドごと交換する仕様だからである。無駄なようであるが、この方式が実は最も効率が良い。なぜなら、プリントヘッドはインク同様消耗品だからだ。長く使ううちに摩耗し、目詰まりも起きやすくなる。目詰まりくらいなんのそのと考えるかもしれないが、印刷結果が目に見えて悪くなっていくのは、あまり嬉しくないものだ。それで、結局二年ほどで修理に出したり買い替えたりする。ヘッドの寿命がプリンタの寿命といっても過言ではないのだ。

 蛇足ながら、個人的に複合機はあまり好きではない。プリンタとスキャナの複合機に限らず、テレビデオとかスーファミテレビとか、一体型パソコンとか、そういうものは基本的にあまり好ましくなく思う。もちろん手軽に扱えるなどの長所があることも認めるが、どこか一ヶ所がおかしくなったら全体が使えなくなる可能性を孕んでいることは、ぼくにとっては看過しがたい。構造が複雑な分、自分で出来る対処も限られる。シンプルなものが結局優れているのは、ソフトウェアに限った話ではない。