白林檎ベースステーション

白林檎ベースステーションは、林檎系個人サイトです。つまり、アップルコンピュータ社の Macintosh の中途半端マニアがうだうだしているだけのサイトです。得るモノ? 他人にそんなものを求める根性は間違っています。まあ、まったりと日記などをお楽しみください。

白林檎的日常

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2003.9.3

 巷で噂のフジテレビ「トリビアの泉」を鑑賞。どのような番組かについては相方から聞いて一応予備知識があったのだが、いざ見てみると、これがいかにもタモリの番組であった。ひとことで感想を述べるなら へぇ〜 という言葉に尽きる。こういういい意味でバカな番組は好きだ。それに、案外面白いネタも扱っている。

 この番組で使用されている例のボタンが、バンダイから発売されるそうである。一体何に使うのか知らないが、パーティグッズとして売り出すというくらいだから、学祭シーズンやクリスマスシーズンの需要でも見込んでいるのだろう。内輪での噂話暴露大会とか。「○○と△△は高校のときから密かに付き合っている」「へぇーへぇーへぇー」「28へぇ獲得」なんてシチュエーションが本当にありそうでイヤだな。

2003.8.29

 生まれた子猫が一匹、一週間と経たずに亡くなってしまった。新生児溶血というのがその原因のようだ。調べてみたところ、これは病気ではなく、母子の血液型の組み合わせで起こる血液不適合らしい。

 それほど珍しい事例でもないようだ。そして、仕方のないことでもある。それでも、何か出来ることがあったのではないかとか、せめてもっと早くにこのことを知っていればと思うと、悔しくてならない。必ずしも防げないものではないようなのである。かわいそうなことをした。

 近々どこかへ埋めてやるつもりでいる。名前もないまま消えていくのも寂しいから、ソニアと名付けた。別に本人がこだわるわけもないのだけれど、そう名付けた。

 残った子猫たちはちゃんと育ってほしいと思う。何しろ母猫がいかにも頼りないのである。初産だから仕方ないのかもしれないけど、野良だったら初産だ何だと言っていられないわけで、そこは飼い猫の性なのかもしれない。となれば、足りないところを補うのは、飼い主である人間の責任だ。

 生命は不思議で、そして重い。さようなら、ソニア。

2003.8.27

 OpenOffice.org のメニューの文字を変えるのって、どうやるんだったかな。確か随分前に ML で話題になっていたのだが。探すのが億劫だ。また明日にしよう。

 Samba サーバの共有ディレクトリにプログラム本体を置き、サーバのユーザーホームにそのクライアント……っていうのか、ほれ、あのネットワークインストールしたときにできるプログラムを置いて、ドメインログオンしたときにどの端末からでも自分で環境設定した OOo を使えないだろうか、ということを、もう随分長いこと考えているのだが、まだ試したことがない。手元に実験機を用意できないからだ。

 これが実現できて、しかもバージョンアップはプログラム本体だけで済むということが「もしも」可能なら、これほど感動的なシステムはない。少なくとも数多の Windows マシンに悩まされるシス管にとっては、かなり魅力的な話に違いない。って、Windows 本体のアップデートがあるから、大して状況は変わらん気もするな。

 実は 1.0.1 の頃に Samba クライアント一台だけで試したことがあったのだけど、何となくうまくいったような、でもイマイチのような、という結果で、複数台でもちゃんと使えるのかどうかなど、肝心なところよくわからなかった。ちゃんと研究してみたいものだ。誰か時間ください。

2003.8.24

 仕事柄、大抵のページは、ある程度使用者がいて、かつ手元に集められる環境であれば、片っ端から表示確認をしているのだが、これは主に HTML や CSS の解釈、 JavaScript の挙動なんかを主に見ていた。

 それですっかり油断していたのだが、ある Web アプリで問題が発生し、Apache のログを漁っていたところ、multipart/form-data におけるファイル名が、 Windows 版 IE ではフルパスで送られていることが原因と判明。Mozilla だとこれ、パス名はくっついてこないのだ。

 ぼくは大抵 Mozilla で作業をしていて、CGI に関しては先述のような方針で「表示確認」はしていたけれど、「動作確認」は最近していなかった。そのバチが当たったんである。精進が足らん、とも言う。反省。

 CGI までクライアントの環境に依存する部分があるとは思わなかったなぁ。つーか、もしかして IE コンポーネントを使ってるブラウザって軒並みそうなんだろうか……って、そりゃそうだろうな。うーむ。

2003.8.23

 水曜日には ja.oo.o の関西コミッターオフがあったり、木曜日には M さん宅のホームパーティーにお呼ばれしたりと、例になくアルコールを摂取した一週間だった。ホームパーティでは英語ネイティブのお客さんが多く、日本語と英語が飛び交う風景は、さながら主副音声を同時に流している衛星放送のようで、実に愉快であった。

 水曜日といえばこの日は徹夜明けだったのだが、ビールが気持ちよく回り、実に楽しい宴だった。ところが調子に乗って騒いでいるうちに終電を逃してしまい、その夜はカラオケボックスを寝床にしようと、入店したまではよかったが、周囲に歌が響いているもので、一向に眠ることが出来ない。対抗上こちらも歌唱を開始した。そして、中島みゆきの歌を 5 key up で歌うと実に痛快だということを発見。

 今日は身の回りのものを買い物に行った。ちょっとした用事で薬店へ。薬の棚は見ていると非常に面白い。別にぼくが薬物中毒であるというわけではなく、薬のネーミングというのは、物色して楽しむのに適しているのである。化学物質や生薬の名をそのまま付けたようなものにはあまり惹かれるものを感じないが、昔気質のありがたそうな名前だとか、あるいは職人芸としか思えぬ語呂合わせの名前というのは、なんとなし文学的な香りすら漂っている。言霊という概念も馬鹿には出来ないぞ、などと思う。

 イボコロリ、スルーラック、デルデル Max などは、まさに語呂合わせの適例だ。聞いただけで効能を想像でき、実に秀逸である。ケロリンというのもシンプルで良い。しかし今日の最優秀賞は、ネズミ駆除剤 デスモア に審査員全員一致で決定。この禍々しさが何とも言えず素晴らしい。これを使用しただけで半径 38km 以内全域のネズミが一匹残らず死滅しそうな、それだけの威力を秘めていそうな響きである。

 最近の格好良さげな名前もいいけれど、こういうヒネリのある名前を持った薬が少なくなるのは、ちょっと寂しい気がする。