白林檎ベースステーション

白林檎ベースステーションは、林檎系個人サイトです。つまり、アップルコンピュータ社の Macintosh の中途半端マニアがうだうだしているだけのサイトです。得るモノ? 他人にそんなものを求める根性は間違っています。まあ、まったりと日記などをお楽しみください。

白林檎的日常

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2003.1.22

 何か知らんが急にメールをやりとりする量が増えた。ウェブデザインプロジェクトなんてものを押っ立てたからというのが自明なのだが、それにしても忙しく、しかも目が痛い。本家の website ML にまで顔を出したものだから、英語と日本語がごっちゃになって困るというのはウソである。でもちゃんと言葉が通じるというのは、プログラムがちゃんと動いたのと同じくらい嬉しかったり。L 氏いい人じゃん。

 そういうわけで C がなかなか進まない。こうなったら週末に強制的に時間を取るか。というか、そもそもデータベースウェアのバージョンアップも進まない。これは昼間寝てるのが悪いんだろうなぁ。

 ともあれそろそろまた休眼日が欲しいです。目薬々々。

 話は変わるが、本日のバナー広告。オンライン PC ショップ、ハイパーファクトリーの広告である。ここのバナー広告は面白いものが多く、特に一ヶ月前くらいに出現したこのバナーはまたたくまにアレゲな人々(©スラッシュドット)の心を掴んだ。無断転載だが、広告なので構うまい。リンクも張っておくし。

 というわけで、どうぞ。

ハイパーファクトリー - Mac売りの少女


2003.1.20

 ja.oo.o が本家から正式にアナウンスされたのは、先週末のことである。この土日にユーザー会の C 氏によってプレスリリースが起草され、今日 A 氏によって各メディアに送信された。確認された中では ZDNN が最も早く、流石にいい仕事をすると感心させられた。ぼくはというと、この機会にウェブデザインプロジェクトの開始を宣言。頑張りましょう。

 年始からこっち少し余裕があるので、管理しているドメインの整理などをしている。ついでに内部データベースウェアもバージョンアップしようと画策中。本当は C か PHP にリプレースしようと思ったのだが、面倒なのでやめた。何だかんだ言って Perl が一番馴染んでいるし、こういうものは馴染んだ言語で書くのが一番。まあ PHP はそのうち何かしようとは思うけど。速いらしいし。

 良い機会なので C を最初から勉強し直している。しかしやはりというか何というか、ポインタがよくわからない。存在意義や概念はわかるんだけどねぇ。精進々々。


2003.1.17

 ついに Jaguar をインストール。かなり洗練されてきた感じだ。ぼくの G4 は Rage128 なので Quartz Extream (綴り合ってますかこれ)は働いていないはずだが、それでもかなり動きが良くなっている。Dock にも配慮が見られるし、スプリングローデッドフォルダも思ったよりいい感じだ。最初からこのレベルでリリースして欲しかった。

 さっそく Safari を入れてみる。かなり速い。確かにこれは最速だろう。ヘタすると Mozilla から Safari にころびそうなくらい快適だ。iCal も試してみたが、これはあまりピンと来なかった。まあスケジュールならカレンダサーバー立ててるしな。必要ない。アドレス帳はいい感じ。iChat も良さげな感じ。iSync は使い出がないので試していない。iTunes 3 は以前サーバーに悪さをしたのでとりあえず保留。ぼくの Mac にペンタブは接続していないので、Inkwel の具合は知らない。と、ファーストインプレッションはこんな感じであった。あと.mac 無料体験をそそのかされるが、無視。

 一通り純正アプリで遊んだ後、OOo Quartz をビルドしようと試みるも、あえなく敗退。仕方がないので X11 for Mac OS X を入れて OOo Final Beta を入れてみた。X が純正だからというのもあるかもしれないが、かなり馴染んできたように見える。あとは FreeWnn と kinput2 か何かをぶち込んで日本語環境を構築するだけだ(だけなんだけどね)。

 こういう派手な辺りに隠れがちだが、ODBC がサポートされていたりシステム環境設定の項目が親切になっていたりと、細かいところも見逃せない。それにアプリケーションが日本語で表示されるようになったのだが、あまりに当たり前すぎてしばらく気付かなかった。ローカライズはそれほど大切ということなのだろう。

 というわけで、Jaguar、合格です。


2003.1.15

 相方の Mac から MO ドライブと 20 GB の HDD を譲り受ける。うちのデータはほとんどファイルサーバに置いているので、クライアントマシン(要するにぼくとか相方の Mac、それに PC)に大きな HDD は必要ない。相方もそういう理由で快諾してくれたわけだが、なぜぼくが欲しがったかというと、OOo の Quartz 版や Final Beta を試してみたかったからだ。前者はソースで配布されていて、使うには自分でビルドしなければならない。これが 4 GB も HDD を食うとのことで、ケチな使い方をしているぼくの Mac には当然そんな容量は残っていない。で、白羽の矢を立てたという次第である。あとは Jaguar を買ってきて入れるだけだ。

 MO の方はサーバのバックアップを取るためだ。ドライブを付けていた相方に「バックアップとってね。なるべく頻繁に」と言ったところが数ヶ月に一度しか取らず、もっと頻繁にと要求したら自分でやれと言われたので、ぼくのところに MO ドライブを付けることにしたのである。まあ印刷業界じゃなし、そうしょっちゅう MO でデータをやりとりするわけでもないしな。うちではバックアップくらいにしか使わない。

 ぼくのデータを整理していたら面白いものがでてきたので紹介しよう。指輪物語の有名な一節を捩ったもので、先日「ロード・オブ・ザ・リング」を鑑賞した身としてはなかなかタイムリーなネタのつもりだ。原文を知らない人のために原文から掲げておこう。

三つの指輪は、空の下なるエルフの王に、
七つの指輪は、岩の館のドワーフの君に、
九つは、死すべき運命の人の子に、
一つは、暗き御座の冥王のため、
影横たわるモルドールの国に。
一つの指輪は、すべてを統べ、
一つの指輪は、すべてを見つけ、
一つの指輪は、すべてを捕えて、
くらやみのなかにつなぎとめる。
影横たわるモルドールの国に。

(J.R.R. トールキン『指輪物語』より)


 次に、出てきたメモ。確か2ちゃんねるかどこかで拾ってきたのだと思うが、ともあれ味わいが薄れるから、今日の日記はこれを載せたらおしまいにしよう。

三つの OS は、ガラスの塔の会社の王に、
七つの OS は、豊かな果樹園の谷間の君に、
九つは、死すべき運命のドットコムに、
一つは、暗き御座の冥王ゲイツのため、
影横たわるレッドモンドの地に。
一つの OS は、すべてを統べ、
一つの OS は、すべてを見つけ、
一つの OS は、すべてを捕らえて、くらやみのなかにつなぎとめる。
影横たわるレッドモンドの地に。



2003.1.13

 昨日はさすがに疲れたので(何をしていたか詳しくは省略するがビデオを作っていたとだけ書いておく)、9 時にもならないうちに床に入った。そのおかげで今朝は 6 時頃目が覚めた。昨日決めていた通り昼前に父に連絡を取り、日本橋へ。本当は単にメシでも食おうじゃないかということだったのだが、ついでだから日本橋でパソコンを一緒に選ぶことにした。

 ぼくがついて行くくらいだから当然 Mac を勧める。父は要するに会社の仕事に家で手を入れられれば満足らしい。以前見ていた限りではワードでちょっと文書を作ったりエクセルにデータを入れてみたりという作業だったので、パッケージを見せたり例のキャンペーンを紹介したりしながら Mac の良さを吹き込んできた。さらには MS Office などなくても OOo があれば大丈夫とも言った。気分はフランシスコ・ザビエルである。

 明日は仕事だから夕方で早々に父は帰っていった。その頃にはどういうわけか天王寺まで地下鉄で戻ってきていたので、ついでに楽器店でギターの弦を購入。さすがに一年も張りっぱなしだとエライことになっていた。

 ja.oo.o のページテンプレートについて N 氏から最上の褒め言葉をいただく。何だかくすぐったいほどお褒めいただいてしまった。優れた人から「勉強になります」などと言われると、誇らしい反面必要以上に謙遜したい衝動に駆られる。何故なのでせう。

 阿川弘之は美しい日本語を書くと再認識。何事も見上げればキリがない。だからといって見下すことに専念するのでは、人間としてどうしようもない。わかってはいるのだけど。